教員紹介

教員プロフィール

北村 周平(きたむら しゅうへい)
KITAMURA Shuhei

講師

Associate Professor

研究テーマ

1.国家の発展メカニズム及び経済発展との関連性
2.情報が人々の選好,信念及び行動に及ぼす影響

研究紹介とメッセージ

  なぜある国は富み,またある国は貧困から抜け出せずにいるのでしょうか.この課題には大きく2つのアプローチがあると思います.
   まず現在の途上国を研究する方法があります.経済学の分野では開発経済学がこれに該当します.他方で,歴史から紐解く方法も存在します.まだ比較的新しく経済学の中で確たる位置づけがありませんが,私はこれを(経済史と区別して)歴史経済学と呼んでいます.
   目的は共通していますが,私は主に後者の手法を用いて研究してきました.たとえば,土地所有権の移転が投票行動や経済発展に及ぼした影響を,複雑な地形が小国家の分立に及ぼした影響を,それぞれ日本と欧州の歴史的なデータを用いて調べました.
   『社会的慣習や経済的運営の異なっている他国は,社会科学の学徒にとっては,自分の生まれた国の,その時代の歴史研究にはないような困難を伴うものである.他国について,ともすれば犯しやすい十把一からげの一般化は科学の敵である.他国の研究は,社会的経済的論理の背景・地盤,および制度的骨組や心理の研究によって補われなければ,十分にはなされないであろう』
とは農業経済学者の故・東畑精一先生の言葉ですが,私の研究の主眼は,そういった多種多様の制度や心理に共通な物差しを見つけ,科学的に分析することにあります.
   経済学は,世の中の動きを理解するための有益なツールだと思います.研究者がこれまで明らかにしてきた社会に潜む数々のメカニズムを共に学び,まだ解かれていない事柄にも積極的にアプローチしていきましょう.

北村 周平のWebサイト Personal Website

https://sites.google.com/site/shuheikitamura/home

研究業績
Researcher Database

ページの先頭へ