教員紹介

教員プロフィール

松本 充郎(まつもと みつお)
MATSUMOTO Mitsuo

准教授

Associate Professor

研究テーマ

行政法、環境法、水法、法哲学

研究紹介とメッセージ

水法の体系化ともう一つの環境法

 私は行政法・環境法(と法哲学を少々)研究していますが、近年はアメリカ合衆国の体系を参考にしながら、日本の水法(すいほう=水に関わる法)の体系化に取り組んでいます。水問題は、社会的には注目を集め、自然科学的な研究は進んでいますが、法学の専門家は日本国内には10人もいないと思います。
 「水問題」は、大別すると、人間が環境から取水・排水する段階の問題と取水後・排水前(上下水道)の問題に分類できます。私が現在研究しているのは前者の問題で、ダムなどのハードなインフラ整備の財政負担・社会経済的影響・環境影響が深刻化し、原子力の代替エネルギーが求められています。そのような中で、水融通と地下水の持続的利用の仕組みというソフトなインフラ整備と水利用に伴う社会経済的影響・環境影響の緩和は喫緊の課題です。
 さらに、日本の環境法学は、公害問題を出発点として議論を積み重ねてきたため、不法行為法と事前規制に関する蓄積は豊富ですが、自然環境の持続的利用に関しては意外に研究されていません。水利権の体系は、論理的には、土地所有・支配との関係から整理すると理解しやすいのですが、このことは「もう一つの環境法」の体系の可能性を示唆しています。
水法を通じて環境法の実務的・理論的な意義を追究し、一緒に「日本一の環境法チーム」を目指してみませんか?

松本充郎のWebサイト Personal Website

研究業績
Researcher Database

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