国際法1 / International Law 1
(単位数)     2単位
(履修対象)   2,3,4年次
(曜日・時限)  金曜日 2限
(概要・目的
国際法Iは、国際法学の体系の前半部分を取扱う。内容は次のものを含む。国際法の概念(国際法の意義と特徴など)、国際法の法源(条約、慣習国際法など)、国際法と国内法、国際法の主体、国家(国家の概念、国家承認、政府承認、国家承継など)、国家領域(国家領域の性質、領域の得喪など)、海洋法(領水、公海、大陸棚、排他的経済水域、深海底など)、空の国際法(領空、宇宙空間など)、特殊な地域(南極の地位など)、個人と国際法(外国人の法的地位、犯罪人引渡し、難民、人権の国際的保障など)、外交関係法(外交関係、領事関係など)、条約 法。なお、国際法Iと国際法IIは連続した講義であり、両者を受講することによって国際法全体を体系的に理解することができる。
(受講要件) なし。
(授業計画)
開講時に講義全体のスケジュールを示す。
(教科書
・杉原高嶺他『現代国際法講義』(有斐閣)。条約集としては、奥脇直也編『国際条約集』、松井芳郎編『ベーシック条約集』、又は広部和也他編『解説条約集』のいずれか一。左の『現代国際法講義』は講義に持参する必要はないが、条約集は講義必携である。
・レジュメを併用する。
(参考文献
適宜紹介する。
(成績評価の方法)
原則として試験による。
セミナーU /Seminar II
(単位数)     4単位
(履修対象)   2,3,4年次
(曜日・時限)   金曜日 5限
(授業の目的) 
     実際の又は架空の事例をとりあげ、事実の調査・確定、適用される国際法規の発見及び事例
     への適用という作業を通じて、国際法の基礎知識の確認と応用能力の養成を目指すことを目的
     とする。 
(受講条件)   
      特にない。なお、このクラスは、国際公共政策学科と法学科との共通のクラスとして開講され、
      従って、今年度は、国際公共政策学科2年次の学生並びに法学科3年次及び4年次の学生
       から構成されることになる。受講者の選択にあたっては両学科の所属如何を区別しない。
      また、国際公共政策学科2年次学生は国際法を学習していないが、基礎知識の確認を
      必ず行うため、そのことが受講の障害にはならない。ただし、やる気は必要である。
(授業計画)
開講時に講義全体のスケジュールを示す。
(教科書)
特定の教科書は用いない。ただし、条約集(出版社は問わない)は必携。
(参考文献)
適宜紹介する。
(成績評価の方法)
平常点による。