特定領域研究 「日本法の透明化」プロジェクト
研究課題名:グローバルユーザーのための日本型金融取引法モデルの構築(H16-21)
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  詳しくは、「日本法の透明化』プロジェクト総括班のホームページまた詳しくは特定領域研究説明(PDFファイル)を参照して下さい。
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はじめに


研究目的

この研究は、わが国の金融関係法を、取引法、監督規制法の二つの観点に分けて、グローバルユーザーという観点から観察して問題点を解明することを目的としています。問題点の解明に当たっては、今ある法だけではなく、アジアにおける自由貿易協定の普及も考慮して、将来のあるべき法も視野に入れています。

研究内容
1. グローバル・ユーザーのための日本型金融取引法モデルの構築
金融取引のユーザーはグローバル化しているため、国内市場の中からの視点からではなく、外から見たわが国の金融取引法はどういう状況にあるかを明らかにし、その上で問題点を解明し、対外発信し、立法提案を行います。

2. 金融監督規制の国際調和と相互承認の研究
金融監督規制は過去10年あまりの間に大幅に変容を遂げた分野でありますが、上記1と同様のグローバルな視点に立って、かかる改正と国際取引の関係、相互の影響について解明し、問題点を明らかにして発信したうえで、立法提案を行います。

 
 
 
新着情報
2010年2月11日(木・祝)10:30-
特定領域 定例会合
@キャンパスイノベーションセンター東京(田町)
阪大オフィス 601号室

2010年1月
特定領域研究「日本法の透明化」 国際民事訴訟法・国際金融法班合同シンポジウム「中国法から見た日本法の透明化」(2008年3月9日)
⇒『阪大法学』 第59巻 第5号(通巻第263号)(2010年1月)に刊行されました
「中国法から見た日本法の透明化
―特定領域研究「日本法の透明化」国際民事訴訟法班・国際金融法班 合同シンポジウム―」 165頁‐212頁  
松川 正毅、 韓 大元、 楊 東 
「国際裁判管轄法制に関する中間試案に対する意見・・・・・・・・・「日本法の透明化」プロジェクト」 213頁‐235頁
国際民事訴訟法班  

2009年11月28日・29日
総括班シンポジウム
11月28日「判例翻訳を通して見る日本法」
11月29日「さらなる日本法の透明化のために」 が開催されました。
プログラム(PDF)はこちらからダウンロードできます。

2009年2月27日
International Finance Roundtable
‐ A Japanese Perspective -が開催されました。


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SPECIAL APPRECIATION


長島・大野・常松法律事務所

Dedicated to meeting the legal problems arising out of today’s complex business activities.

国際法協会日本支部
Dedicated to the clarification and development of both public and private international law.

株式会社有斐閣
One of Japan’s oldest publishing houses, specializing in works in the social sciences and humanities.

 
 
     
   
メンバーの一覧


野村美明
取引法研究 研究代表者
大阪大学大学院国際公共政策研究 教授
下村眞美
大阪大学大学院法学研究科 教授
森下哲朗
上智大学法学部 教授
山下典孝
大阪大学大学院高等司法研究科 准教授
Kent Anderson
オーストラリア国立大学法学部 教授
Harald Baum
マックスプランク外国法国際私法研究所 上級研究員

 


久保田隆

規制法研究 研究代表者
早稲田大学大学院法務研究科 教授
木下孝治
同志社大学司法研究科 教授
田澤元章
明治学院大学法学部 教授
弥永真生
筑波大学ビジネス科学研究科 教授